11期 第1回研修 3月30,31日

ついに始まりました!13期川の学校 スタッフ研修!

第一回目ということで勢いで「川ガキ5期生るな!」がお送りいたします!

4月の顔がチラチラ見え出した3月30日、31日、一泊二日で第一回スタッフ研修は行われました。


はじめましての人も、お久しぶりの人もいてなんだかドキドキする雰囲気でスタートです!

 

早速、13期MDのさきのお話、ははのお話があって、みんな思い思いの自己紹介をしました!
そんなこんなでさきからスタッフの組織についてのご説明がありました。

さっき出てきたMDということば。 これは最近製造中止された音楽ミニディスク、、、ではなく
『マザーディレクター』という役割です。

簡単に言うと全体の流れを作る人!というふうになります。
司会、進行、安全管理など出番が盛りだくさんです。

他にもFD、CD、BS、KSがあります。
詳しくは次のレポートの人が教えてくれるかなー。

事務局や「やっぴー」(?)についての説明もあり、 スタッフたちが川の学校をどのように動かしているのかを知ることが出来ました。

次に吉野川シンポジウム実行委員会の森口源一郎さん(げんさん)川の学校ができた経緯を教えていただきました。
第十堰を可動堰にする計画があったこと、住民が立ち上がって住民投票をおこしたこと。


「自分が小さかった頃にこんなことがあったのか」と、なんだか圧倒されてしまいました。
今、第十堰があって吉野川に命が溢れているのもこの大きな出来事があったからこそなんだ。と感じました。

 

げんさんは釣りの講師として川の学校にも来てくださいます!
弟子にしてほしいな~なんて思っていると・・・

ご飯の時間!

研修、キャンプではキッチンのスタッフのみんながご飯を作ってくれます♪
ご飯はもちろん美味☆★ うまうま。
感謝していただきます!とごちそうさま!を言いたいね^^

 

食後にはすぐに着替えて第十堰散策!
第十堰に着くとさわやかな風が吹いて気持ち良かったよ~

命を守ってくれるライフジャケットを身につけレッツゴー!
ファスナーの留めや、しっかり締まっているかなど川に出る前にチェックが必要です。お互いに確かめ合いたいね。

 

さき隊長についていき見て、聞いて、触って第十堰を体で感じました。
第十堰は上堰、下堰があること、青石で土台が出来ているということ・・・

様々な発見が!
南岸からてくてく歩いていくと堰と堰の間に水が流れているところが!
これは?
「魚の通り道!」と書いて『魚道』である!
アユなどの海から川を遡る魚が堰で通れなくなってしまうことのないように造られたナイスな仕組みなのです。
春にはアユの稚魚がぴょーん、ぴょーんと遡上する様子を見ることができます。


でも魚道は人間にとって危険スポットであることも忘れずに。
流れが強いので足を取られて流されるという事故も起きています。
楽しいだけじゃなく、危ないことがあるのも川だよね。

 

北岸に近づいていくと実際に川にGO!!
世間は3月!しかし、そんなことはカンケーなし!

ばちゃばちゃー!きゃー!ブルブル。(※何が起きたかはご想像ください。)

3月の吉野川、最高に気持ちよかったねー!
川の中にはよしのぼりやクラゲが。
クラゲはミズクラゲとアカクラゲがいました。
ミズクラゲは毒がなく、アカクラゲには毒があるのです。
しかも死んでいても触手の毒はあるので注意が必要。
川にいる生き物について知るのも大切だな!

 

そんなこんなで3月の第十堰と吉野川に挨拶が終わると移動!
高瀬の潜水橋です!

ここは『飛び込み』スポット!
飛び込みはスリル満天!重力にまかせて落ちる!川に飛び込む!
なんてシンプルな遊びでしょう・・!
初体験の人もいてハラハラ!
無事みんな飛び込み、お堰の家へ。

 

帰ってからは2班に分かれてランタンの使い方ビオビオの準備の仕方の研修。
ランタンはキャンプで使う明かりのこと。
キャンプの夜には欠かせない存在ですね。


ランタンの取り扱いの仕方、つけかた、使い終わった後の片付け方、キャンプ中の準備するタイミングなどさぶちゃんしゅうやにレクチャーしてもらいました!迷わず確実に扱えるようになりたいなー。

 

ビオビオは空気でふくらませるカヌーのようなボートのようなもの。
何個か空気を入れる穴があって何人かで交代しながら空気を入れていきます!
美しくたためる方法をやっぴーに教えてもらいました。
川で乗るのが楽しみだなー◎

 

その後全員集合でロープワーク!!
八の字結び、電車結び、本結び、巻結びのレクチャーをやっぴー師匠にしていただきました。
うまくいったり、いかなかったり。。。
抜き打ちテストもあるようで・・・!

 

そうしているうちに!晩ごはんの時間!
いただきます!アフターに懇親会!
自己紹介アゲイン!
ひとりひとり、好きなジブリ、必殺技、川の学校への意気込みを追加。
みんな個性あふれる人たちでわいわい。
朝初めて会った人と夜遅くまで語り合うことができるという不思議。素敵な空気で研修一日目終了。

 

クライマックスにはさぶちゃんるなのバースデーケーキが出てきたり!
サプライズにはおどろきましたな!
みんなありがとう!

 

1日目夜。左が筆者・るな

 

 

釣り研修

 

 

たき火研修

 

 

魚を河原で料理する

 

 

おいしい!!

さて2日目。

朝7:00からたくや先生の釣りの講義。
今日は鮎喰川に行って釣り研修です。

◎魚がつれる条件
・魚がいる
・魚がいるところに投げられる
・釣ろうとしている魚が食べるえさをつける
・釣りとばれていない
・ひっかけてぬきあげる!

釣竿の準備の仕方、仕掛けの作り方、魚のいるところ・・・
たくや先生の経験談を交えた講義によって釣るぞ!という気持ちが盛り上がってきました!

 

朝食を済ませ、積み込み!
全員出動で研修で使う道具、キッチン、カヌー、ライジャケ、2トントラック、個人の車に積み込みます!
カヌーをさぶちゃんのステップワゴンに積む方法もみんなで積み込みができるように段取りを覚えたいなと思いました。

 

みんな車に乗り込み鮎喰川に出発!
桜が満開の道をドライブ、春を感じて気分るんるん。

鮎喰川に着いて早速釣りの研修!のはずが釣りセットをお堰の家に忘れたみたい・・・
やっぴーがすぐに取りに帰ってくれて、たくやの持っていた釣具で一旦スタートしました。次からこんなことが無いようにひとりひとりが確認したいもんです。声をかけあいたいね。

 

一方、釣りの方は・・・?

なかなか釣れず・・・

これはボウズか?と思いきや、
「釣れたー!」としほの声!
うぐいが釣れましたぜ!

しほが釣れたとなったら負けてたまるかとみんな再び燃えてくる。。。!

そんな良い所で集合がかかり、一人一つ仕掛けを作りました!
昨日習った八の字結びを使います。ロープとは太さも感触も全く違って苦戦!
すんなりできるようになりたいね!そして!大漁祈願!

 

お昼を食べてから焚き火班とカヌー班の2班に分かれて午後の研修スタート!
焚き火班は自分で枝や落ち葉を拾います。
そして思い思いの焚き火をおこしていきます。
枝の組み方など、個性が出ましたね~
なかなか火を安定させるのが難しかったり、消えかけてしまったり、
いろいろ考えながらやるって楽しい!
キャンプでやるのが楽しみだなあ。

 

次にカヌー!

パドルの持ち方、基本の漕ぎ方についてさぶちゃんから話があり、
ライジャケを着てGO!!
私はビオビオに乗りGO!!
久しぶりのカヌーはやっぱGOOD!!
2チームに分かれて競争をしたよ。

ビオビオ、完全不利。
あんなに速く進めるかいー!
でも白熱した戦いだったね。うむ。

 

鮎喰川での研修内容も終わり、撤収!
みんないっせいに動き出します。
カヌーもなんやかし全部積み込みお堰の家に帰ります!

 

ちょっとしたハプニングもありましたが無事お堰の家に着き、着替え、片付け!振り返り。
 振り返りではみんなひとりひとり一言ずつ感想、反省を言っていきます。

 

みんなの名前を覚えたいっていう声が多かったな~
これから長い付き合いになるし、関係をどんどん濃く濃くしていきましょうや!
振り返りやその都度いっぱい意見を出し合ってもっと高めて行きたいなと思いました。

 

ふりかえりが終わると、小畠家にカヌーなどの備品を返しに行きます。川の学校で使うすべての物は小畠家から持っていくのです。小畠家の備品置き場もわかるようにしたい。みんなで協力して元の場所に戻していきます。

 

わからないことのほうが多い中、いろいろ教えてもらいながら過ごした2日間でした。

 

次の研修に今回の反省を生かして精進あるのみですね!
次も楽しみだ。みなさん、よろしゅうに!

Copyright 2012 吉野川シンポジウム実行委員会 All Rights Reserved.