8月が飛んで9月にやることになってしまった三回目キャンプ。今回のキャンプ地は清流、穴吹川!しかし今回はちょっと水が汚い模様…。藻の量がとんでもないことに… しかし、そんな状況でも遊び尽くすのが川の学校スピリット!!さあ遊ぶのだ!川ガキ達よ!
・えっ 川の学校には、『流れ』と呼ばれる遊びがある。遊び方は単純。川の流れに乗って流されるだけ。その道中で魚を探すもよし、空を見ながらたゆたうのもよし。そんなお手軽な遊びだ。 しかし、今回そんな平穏な遊びで一人の犠牲者が…。彼の名はなっかー。彼は少々流れの強い所で流れていた。そして流れた先にいるさぶちゃんに拾ってもらおうと手を出すと… サッ と身を引くさぶちゃん。なっかー思わず素の声で 「えっ」
・やはり旨し、焼きおにぎり 夜の楽しみといえば、やはり焚き火の熾火でつくる焼きおにぎり。今回ははるととすえちゃんと共にタレから作ることに。味見をしながらひたすらタレを作る。 ようやく出来たタレを使い、おにぎりを皆でじっくりと焼く。香ばしい匂い。たまらん。やはりキャンプの夜は、焼きおにぎりに限る。
・たいめし 講師さんの半魚人こと川上さんが巨大な鯛を持って颯爽と現れた。 なんとも格好いい。川ガキたちはすっかり釘付けに。 そしてその鯛を使い、なんとキッチンさんが鯛飯と鯛汁を…。鯛の旨味が染み込んだふっくらと炊かれた米…鯛の出汁が存分に溶け込んだ温かいお汁…ああ、思い出すだけで涎が…。川ガキたちと共に平らげ、大満足の晩御飯となった。
・かわ…の…り…? やッピー、止めるんだ。それは川海苔じゃないんだ。藻なんだ。いくら採って濯いで乾かしたとしても海苔にはならないんだ。夜露に濡れないように同じテントで寝たとしてもそれはやっぱり藻なんだ。あっ!止めろ!食べるんじゃない!やッピー!やッピー! …と、そんな感じの川海苔事件でした。なにしとんねん。
・意匠多し!?川ガキたちの竹クラフト 今回のキャンプは、数々の名作が生まれた。ぶら下げ式の手持ちランタンに始まり、きちんと乗れるイカダ、鎗、弓、さらには安定感抜群の椅子なんて物も…うーむ、恐るべし川ガキ達…
・潜って掴んで 今回のキャンプ地ではヤスを使えない、ならどうするか、答えは簡単。そう、手で掴めば良いのです。 岩の隙間を手であさって逃げようとするウグイをガッシリ掴む!!ビクビク動いて逃げようとするウグイを逃げないようにサッと水上に。うーん、楽しい。 自分の獲物を見せびらかしてくるたいじゅ、なかなか捕れなくて悔しそうにするあき…いやあ、なんともいい光け…って、楽しんでんのほぼスタッフじゃねーか!
・皆でJUMP!! 皆で飛び込み岩の上に横で並んで手を繋いで… 「いっせーのーでっ!」 「「「「川の学校サイコーッ!!」」」」 と、皆で一斉にジャンプ!飛ぶ水飛沫、弾ける皆の笑顔、ああ…いい光景だなあ…と、思っていると、あれ?何か一人いないな…。ふと、上を見上げてみると、ニヤニヤしたゴーゴーの姿が! 「水飛沫キレイやったわ~」 と、ゴーゴー。くのやろう、やりやがって。
と、こんな感じの穴吹川キャンプでした。おいしー物食べて、魚も捕って、最高のキャンプだった! 最後の挨拶は身が切れる思いだったな~…。「また来月!」の挨拶がちょっぴり切なく感じたのんでした。
のん
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