吉野川シンポジウム実行委員会
 
学級日誌
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第5回キャンプ 11月21〜23日(吉野川中流:善入寺島)
   
第4回キャンプ 9月20〜22日(吉野川支流:鮎喰川)
   
第3回キャンプ 8月21〜23日(高知県地蔵寺川)
   
第2回キャンプ 7月18〜20日(吉野川支流:穴吹川)
   
第1回キャンプ 6月20・21日(吉野川下流:第十堰北岸)
   
第5回研修 6月13・14日(直前ミーティングと研修)
   
第4回研修 5月30・31日(キャンプカウンセリング・川遊び)
   
第3回研修 5月2〜5日(実地研修)
   
第2回研修 4月18・19日(野外生活技術)
   
第1回研修 4月4・5日(川の学校のねらい・第十堰の遊学)
   
 
  スタッフが書いてるよ  
  第3回キャンプ 8月21〜23日
(高知県地蔵寺川)
 
   
  夏休みも終盤の8月21日より、第三回目の川の学校が始まりました。今回のキャンプ地は四国のど真ん中、高知県本山町。
昼食を食べるやいなやそれぞれの遊び場へ初日、少し嬉し恥ずかしの再会の果て、昼食を食べるやいなやそれぞれの遊び場へ元気いっぱい散らばっていきました。3回目ということもあり、今日はこれをやりたい!という意思が個々ではっきりしてきた様子。今回の遊び場は主に、本部前の地蔵寺川(チームこの辺)・汗見川の亀岩・小学校前の川辺・釣り場。
ターザンロープとヤッピーロープが大賑わいチームこの辺ではターザンロープとヤッピーロープが大賑わいで、ヤッピーロープにぶら下がり水に体がつくまで何秒間耐えられるかを競ってみたりと、各遊び場で工夫し自己流のルールを作って遊ぶ姿が頻繁に見られました。
捕ったものは責任を持ってすべて食べる。ヤスを使っての突きや釣りでは料理が追い付かないくらい大漁で、子どもたちは着々と腕を上げていっています。「捕ったものは責任を持ってすべて食べる。」これが川の学校の掟〜。
亀岩での遊びは、澄んだ水面に高さ5mの岩から大ジャンプ。「恐い!」と言いながらも表情は笑顔のまんま。足から飛び込むのでは飽き足らず、各々飛び方に変化をつけていました。大人でも足がすくんでしまうぐらいの高さなのに…勇敢な姿に感心と尊敬の眼差しのスタッフH。アブの襲撃に嫌気をさし、本部に帰る!という子もいましたが、飛び終えた後のイキイキした表情は見ているこちらまで幸せにさせてくれました。

思いっきり遊んだ後にはおいしい夕飯をたらふく食べて、夜話がスタート。前回の寒い国の話に続き、写真家・佐藤秀明さんの暑い国の話を聞いた一同は「へ〜!!」と目を輝かせながら興味津々の様子でした。行ったことも見たこともない世界の貴重なお話。スタッフも毎度楽しませてもらっています。
満天の星空の下、終始リラックスモードの子供たち。出会ってまだ3回目。もう3回目?男女間も随分と仲良くなってきたようで、以前までは男だらけの十角テント。でしたがようやく華が加わり、足の踏み場もないような密集地帯でスヤスヤと深い眠りに就いていました。

突き!2日目、本日の天気は晴れ。早朝から釣りや突きに行き、皆が起きてくる時間帯には一遊びし終えている子の姿も。
学校前からお堰下までカヌーでツーリングをする子。前日に引き続き、ロープを使い何度も何度も繰り返し飛ぶ子。シュノーケルと網でいつまでも川に浸かり、黙々と魚をつかまえる子。ドラム缶風呂設営に力を入れていた子。川での遊びは本当に無限大。今回のキャンプから女の子も釣りに興味を持ち、苦戦しながらも一生懸命に釣りを楽しんでいる様子が伺えました。

川での遊びは本当に無限大太陽の光で除々に水温も上昇。少し水が冷たいということで午前中は亀岩以外のフィールドに別れて遊びましたが、昼ごはん後からは解禁です。
午後、亀岩班は鬼ごっこをしました。皆が飛び込んだ10秒後に鬼が飛び込んで追いかけるといったルールだったのですが、もの凄い歓声と水しぶきの音が岩に響きわたっていました。そんな中、5mも下の水面にスイカ投げ入れたスタッフS。案の定、スイカは真二つに割れてしまいました。が、そんなことは一切お構いなしの子供たち。割れたスイカを手づかみで、まるで野生の猿かハイエナかのようにかぶりついていました。包丁で切ったものとはまた格別違った美味しさがあったようです。
スイカ割り一方、地蔵地班は川遊び後、順番にスイカ割りをしていました。
今日の釣り・突き班も大漁で皆、大満足!!!!といった納得のいく内容で2日目の遊びを終了しました。
今夜の夜話は「半漁人」こと川上さんの登場。子ども達も大爆笑していた「だって僕ばかだも〜ん」という名言はその後もきっと語り継がれることでしょう。参考になります。楽しい夜話をありがとうございました。
何時になっても疲れ知らずの子供たち。10人大富豪をはじめ、大トランプ大会。楽器演奏会。焚き火をしながら歌を歌う会まで。話し声が途切れ始めたのは日にちが変わって数時間経ってからのことでした。

午前中だけでも力の限り川遊び!3日目、少し眠そうにしていましたが、ご飯を食べて遊びに出発するとなると再び元気いっぱいの姿に。今日は吉野川シンポジウム委員会の姫野さんが希望者のみ「早明浦ダム見学」へ連れて行ってくれました。魔物が佇んでいるかのような大迫力の早明浦ダム。これもきっと貴重な体験になったはず。最終日ということもあり、午前中だけの少ない時間ではありましたが力の限り川遊びをし、それぞれの家路へと帰っていきました。
毎度のことながら別れ際は一生のお別れのごとく感情が高まります。

今回、体調不良や都合の為に、スタッフと子供を合わせた計6名が欠席でしたが、次回は全員揃うことを願っています。キャンプも残すところ後2回。鮎喰川でもめいっぱい遊ぼうね!

PS 私ごとですが、今回のキャンプで頭からの飛び込みが出来るようになりました。いくつになっても出来ることが増えるって嬉しい!!スタッフも川ガキと一緒になって、日々成長中。皆で立派な川ガキになろうね☆
 
     
 
報告:ハンナ(川の学校第9期スタッフ)