【やっぴー】第6~12期スタッフ

①スタッフをやろうと思った理由
もともと野田知佑校長の大ファンでした。 著作や連載の中で川の学校の存在を知り、 自分もスタッフで参加したい!と思ったのですが、 川遊びの技術に自信がなかったので 大学1年2年と探検部でアウトドアの経験を積んで 満を持して大学3年生の時に初めてスタッフに応募しました。 今から思えば、経験なんか気にせずもっと早く飛び込めばよかった。
②川の学校で一番印象に残っていることは何ですか?
川の学校キャンプは全5回あって最終回に、川ガキ30人・スタッフ20人ぐらいで、8キロメートルのカヌーロングツーリングをするんですが、ツーリングの終盤、先頭を進む僕が後ろを振り返ると、川ガキ達が夕日を背に、きらきらと輝く水面を滑っていく風景が広がりました。現実と夢の狭間に立っているような、忘れられない風景です。
③スタッフをやる中で、工夫したことは何ですか。
川ガキたちに、キャンプ一回毎に夢でうなされるような楽しくて、面白い経験をしてもらいたいといつも思っています。川の学校は教習所じゃないので、スタッフが川ガキといっしょになって飛び込んで、もぐって、突いて、捕まえて、料理して、漕いで川の楽しさ・面白さ、そして怖さを伝えていきます。
川ガキと一緒に体験していくということを心がけています。
④スタッフをやっていて、苦労したことは何ですか。
キャンプの疲れがそのまま仕事に影響しかねません。
でも、長く続けているとキャンプでカロリーは消費しますが、他の様々なものが満たされるので、キャンプではおもいっきり動いてめいっぱい川ガキたちと遊ぶことにしました。
そうすれば仕事も疲れそっちのけでよい気持ちで取り組めます。
本当です。信じてください。
⑤川の学校で学んだことは何ですか。
多世代が同じ場で遊ぶことの楽しさ、面白さ。
川の学校では講師の方々、スタッフ、川ガキ、と大きく分けて3世代が一同に会して川で遊ぶわけです。
その中で全ての世代が相互に影響を受けます。
川ガキは柔軟な発想と素朴な疑問を放ち、スタッフは逞しく、頼もしく、講師の方々は知識と経験を確実に伝えます。
だからか、キャンプの夜は子どもの頃見た夢と将来の自分の夢を見ます。
⑥スタッフをやりたいと考えている人に一言!
スタッフには必殺技が必要です。川遊びはもちろん、コーヒーをめちゃくちゃ美味しく淹れる、両手座布団回しとかでもいいです。
 必殺技がない人は、とりあえず参加していく中で見つけてください。
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