14期2回目研修
4月19、20日 場所・鮎喰川

スタッフ研修2回目 はーい。今回は11期を経て子を産み2年ぶりに川へ帰ってきたゆいがレポートをお届けします。

天気予報は雨。キャンプ地の鮎喰川は徳島市より山側にあり市内より雨は降りやすく、上流で大雨が降ると一気に増水してくるとのこと。さてさてどうなるか。

 


 

 


一日目。

この日は12期MDあさだ姉さんとの感動の再会から。今回の研修にフル参加して細かなアドバイスをしてくれたよ。

まずは小畠家にて積み込み。備品の場所どを覚えようと細マッチョ系けんじり&ゆーさく率いる新生スタッフが積極的に動く。パパッと積み込みを終え、いざ鮎喰川へ。
ここは、すぐ゙側に水洗トイレと水汲み場がある有り難きキャンプ地。(※ちゃんと許可を取っ て汲ませて頂いています)

さあ設営。ここではペグではなくでかい石にロープを括り付けてテントを固定する。前回研修で学んだロープワークの出番。くろおび指導の下でタカギが着々とロープを結んでいく。
何故ならタカギは家で復習してきたからなのだ。エラい!
コシの強い香川の具沢山うどんで満腹になった後は、自然スクールTOEC代表たつろうさん のキャンプカウンセリング。どうすれば子供が自由に表現でき、安全な場を提供できるだろう。例えば「僕、ワカメ食べれなーい」という子がいたらスタッフはどう対応する?ヒ ントは「子どもが分かって欲しいのは事柄ではなくその気持ち」「受容と許容は違う」と、今回はここまで。気になる続きは次回の研修で!

 

 

 

ライジャケを装着したら「おっと、手が滑った〜」「どーん!」「きゃ〜!」と喧しい落とし合いからの川へIN。シュノーケルには曇り止めのヨモギ汁と唾を塗布。流れに身を任せ、 飛び込める岩に到着。既存スタッフは豪快にガンガン飛ぶ!めっちゃ冷たいけどめっちゃ気持ち良い。この心地良さを沢山の子供たちに体感して欲しいな。

続いてカヌーの練習。おっ、初体験のはずのタカギが上手い。「コツはカヌーと人が一体化すること」と、さぶちゃん。私も上手くなるぞー。練習あるのみ!
堰下ではスタッフ達が興奮しまくり。鯰を発見した模様。お休みのところお騒がせしてごめん鯰さん。そして本番では更に騒ぎまくるので覚悟しててね。

 


 

 


キャンプの夜の必需品ランタンについては、ホワイトガソリンの注ぎ方から取扱いの注意点まで、太子より丁寧に教わったよ。割れ物だから大事に扱わなきゃね。
たくやによる釣り講習では、どんな魚がどんな場所に居るか、季節、気圧、時間、魚の習性や川の状態を考察しながら釣ることなど、愛を感じるたくや自筆のプリントを参照に学んだよ。うーん、釣りって奥が深い。
ハヤシライスで胃袋から温まった後は焚き火。サクサクと枯れ葉や木々を乗すゆーさく。そ こへ、のんが一本のマッチを擦り投入。火がパチパチと見事に燃え盛る。ここで一日目の振り返り。遊び場では暖となり、心がほっこりする癒し効果が絶大な焚き火。なもんで、きょ んとけんじりとゆいは、いつまでもこの火を囲んで話が尽きず(※残念ながら恋話ではない)。カジカの声だけが響く広い星空の下での夜更かしって良いね。

 

 

 

二日目。

「ガラ曳き」というサザエの貝殻が付いた長いロープで下流から音を立て逃げる魚を上流で構えた箱網で捕まえる追込み漁。
それを、この日は陸でレクチャー。本番ではごっそり小魚を獲ってかき揚げ作るぞ。子供たちの喜ぶ顔が目に浮かぶ。

釣りの実施では釣り大将たいじゅが゙指揮をとる。昨日教わった事を思い出しながら竿を振るものの、てんで魚は釣れない。そんな中「虫イヤやぁ。触れん〜」と餌のサシに苦戦するすずの声。そんなすずもかわいいが、魚を得るためだ。頑張るのだ。

昼ごはんに元気の出る中華炒めとピリ辛大根漬けを食した後、新しいスタッフには川の学校の必需品、肥後の守が配られた。くろおびが刃の研ぎ方を教えてくれたよ。まめに手入れをして、何時でも何処でもスマートに魚を捌けるようにしておきたい。

ここで、しほとちえちゃんによるキッチンの説明。ここには食料だけでなく、救急用品など大事な物がいっぱい詰まってるんだ。貴重な水の使い方も子どもらに伝えんとね。


 

 

くまさんによる救命講習では主に溺水の場合の救命法を教授。そして蛇咬症の話に移った途端けんじりの目がキラリ!彼が蛇マニアであることが発覚。みんな、蛇のことならけんじりへ。熱く教えてくれるよ。振り返りでは、まだ役割担当が決まって無いスタッフの希望を聴取。「どこでも良い。一年 では満足しないと思うから」と既に来期スタッフ継続意志を表明したのはゆーさく。ヤッピーの手に委ねられた配属先決定は3回目の研修にて発表だ。ドキドキするー。

結局、心配していた雨は微かにパラついただけで、無事研修を終えることが出来た。 次回の二日目からは13期同窓会。あの川ガキたちがやって来るぞ!楽っしみ〜!

 

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