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レポート
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4期2回目キャンプ
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第5回キャンプ 11月20日〜21日(善入寺島)
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第4回キャンプ 9月18日〜20日(第十堰北岸)
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第3回キャンプ 8月20日〜22日(鮎喰川)
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第2回キャンプ 7月17〜19日(吉野川上流)
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第1回キャンプ 6月12〜13日(第十堰北岸)
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第5回研修 6月5・6日(直前ミーティング)
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第4回研修 5月14〜16日(同窓会にスタッフとして参加)
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第3回研修 5月1〜3日(吉野川カヌー川下りキャンプ研修)
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第2回研修 4月10・11日(野外生活技術・キャンプカウンセリング)
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第1回研修 3月27・28日(川の学校のねらい・第十堰の遊学)
第2回キャンプ 7月17〜19日
穴吹川(吉野川上流)
穴吹川、何年も連続して四国の水質1位に選ばれるこの川にはダムがない。剣山から流れを発し、吉野川の中流域に合流する支流である。深い山、そして山間を流れ、穏やかな瀬や深い淵、変化に富んだ流れはまた生き物の豊かな川でもある。
この川の流れをみて口々に「うわ〜、きれい」「夢みたい」という声が、子どもの間から聞こえてくる。次々に水に飛び込み、流れていく。
水中眼鏡をつけて、上流から流れてくると、様々な種類の魚がこちらの存在に気づいて飛びのいていく。まるで自分が魚になったように、魚と一体化したような気分になる。アユ、ウグイ、オイカワ、カワムツ、アブラハヤ、ヨシノボリ、フナ、ギギそしてカマツカ。豊かな生態系は水が美しい証拠である。
講師は野田知佑さんと熊谷栄三郎さん。野田さんと3メートル以上もある淵に潜る子ども、潜り方を教わる子ども、野田さんがのっているカヌーをひっくり返す子ども。う〜む、元気一杯。
熊谷さんからテンカラ釣り(毛ばり釣り)を習っている子どもがいる。朝夕は必ず、釣りに出かける。
見釣りで捕った魚、えさ釣りで捕った魚を塩焼きにしたり、から揚げにしたり。どんな魚でも自分で捕まえたものは美味。こうして生き物と川ガキの隙間はどんどん近づいていく。
夕暮れはスタッフと一緒に作った竹笛が、ヒグラシの鳴き声と共に瀬に響き渡る。
2泊3日、スケジュール表にはフリープランとしか書かれていないが、それぞれの時間がこの川のように流れている。
次回は第3回、高知県本山町を訪れる。
報告:巣山太一(川の学校皆勤賞スタッフ)